大切に守られてきた原種に近いワーキングテリア

イギリス原産のテリアのなかでもっとも古いといわれているボーダー・テリアは、イングランドとスコットランドの境(ボーダー)にあるチェビオト丘陵周辺の地域が発祥の地です。
ボーダー・テリアはもともと、農民たちにとって厄介の種だったキツネなどの害獣を捕らえ、食料や家畜を守るために作られ、18世紀頃から存在していました。ワーキング・テリアのなかで、もっとも体が小さいボーダー・テリアは、狩りの際、馬に遅れないように速く走れるように、また、キツネを追いかけて穴ぐらに潜りこめるように小型化されていきました。
当時いろいろな名前で呼ばれており、特にコーケットデール・ テリアという名前でよばれていましたが、1870年頃にはボーダー・ハントという独特の狩猟方法からボーダー・テリアと呼ばれるようになりました。そして、その実用的な特性が認められ、上流階級で人気だったキツネ狩りに使われていたフォックスハウンドと同格に扱われるまでになりました。
1920年のボーダー・テリア・クラブ結成後は、イギリスの一般的な犬種となり、アメリカでは1930年に初めてAKCに登録され、人気の高いペットになりました。

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ボーダーテリアの見た目、特徴

ボーダー・テリアは、ほどよい大きさの骨格を持ち、体長よりも体高がやや長い体型をしています。狩りの際、馬に遅れないよう速く走ることができる長い足が好まれ、この長い足のおかげで機敏で迅速な動きができるようになりました。また、ボーダー・テリアはキツネ猟などに使われていただけあって、狭い隙間に潜りこむのに適した体つきが特徴です。作業犬としてのテリアの中では最小の部類になります。いつも比較的大またで軽やかに歩きます。
ボーダーテリアの被毛はダブルコートで、短くて密にはえた下毛の上に、針金のように硬くまっすぐな上毛が覆い、体をしっかりと守っています。尾はつけ根の位置が高く、耳は厚みがあり頬に接して垂れています。また、非常に厚くたるんだ皮膚が、獲物に咬まれたときなどに体を守る役割を果たしています。また、カワウソの頭のような、特徴のある頭部を持った犬として知られ、いつも注意深く慎重に行動し、警戒心に満ちた表情を漂わせています。
ボーダー・テリアは非常に活発な犬種なので小型ながら筋肉質でたくましい。

ボーダーテリアの飼い方・健康上の注意

狩猟犬として作られたボーダー・テリアは、とても人なつこく、従順な犬種のひとつです。また、いつも探究心に富み、忙しそうに動き回り、誰にでも友好的で従順な態度を示します。ボーダー・テリアは、独立心が旺盛で、チャンスがあればいろんなところへ散策に出たがります。ですから毎日、適度な量の散歩や、活発な動きを必要とするゲームをさせたり、安全で足場のよい場所でリードをはずして探検させたりといった刺激的な運動が必要です。
人々からはとても愛される犬種であり、子供ともうまくやっていける理想的なペットといえます。
狩猟犬ということもあり、たまに地面を掘ったり、吠えたりする犬もいます。稀に首輪やリードを外して囲いから逃げ出すといった能力に長けた犬もいます。
家の中で過ごさせたり屋外で遊ばせたりと、うまくバランスをとることをおすすめします。
食事の内容に関しては、栄養バランスのとれた小型犬用ドライフードだけで十分です。
もともと活動的な犬なので、散歩の量を増やすか餌を調整することで、体形と健康を維持するよう心がけましょう。遺伝的な病気に関しては少ない種類のようです

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